
工場改修・施工管理
ラインの移設、棟の増設、設備の入れ替えを、生産を止められる日数に合わせて工程管理します。電気・配管・機械を1人の施工管理者が束ねます。
- PRICE / 費用の目安
- 800万円〜(事例平均・2026年3月期)
- DURATION / 期間の目安
- 2〜5か月(事例平均・2026年3月期)
- INDEX / 実績の指標
- 2,600件以上
- 据付・改修プロジェクトの累計(1987〜2026年)
サービスの概要
どんな現場向けか
夏季休業や年末年始など、生産を止められる日が限られている工場が対象です。ラインの移設、棟の増設、古い設備の入れ替えなど、電気、配管、機械の工事が重なる改修を、1つの工程表で束ねて進めます。据付・改修の累計は2,600件以上(1987〜2026年)。稼働させたままの小規模な改修から、棟ごとの増設まで扱っています。改修には、生産を止めずに行う部分と、止めて行う部分の2種類があります。前者は稼働中の安全確保が中心。後者は日数の管理が中心です。電気、配管、機械の担当者が同じ会社にいるので、図面の食い違いは社内で解消してから現場に出ます。
よくある課題
- 電気、配管、機械の業者がそれぞれ動き、工程が食い違う
- 休業の最終日になっても、試運転に入れない
- 工事中の安全管理が、現場ごとにばらついている
- 完成後に図面が残らず、次の改修で配管の位置が分からない
工事の途中で、想定外の配管や腐食が見つかることも珍しくありません。事前調査で見きれない分は、予備日を工程に入れて吸収します。
保守との関係
改修後の設備には、図面と試験記録を一式で渡します。希望があれば、センサーの取り付けも同じ工事で済ませられます。稼働後の予知保全や遠隔監視には、そのまま引き継げる形です。竣工図は紙と電子の両方で残し、次の改修の基礎資料にします。引き渡しの1年後には、不具合の有無を確かめる訪問を行います。

対応する範囲
- 生産ラインの移設・増設
- 電気・空調・給排水・エアの配管工事
- 休業日に合わせた工程表の作成と管理
- 安全管理と、近隣・協力会社との調整
- 法定検査・各種届出の手続き
- 改修後の図面一式と記録の引き渡し
進め方
- STEP 01
条件整理
止められる日数、騒音や粉じんの制限、搬入経路を確認します
- STEP 02
工程設計
電気・配管・機械の作業を並べ、順番と同時に進める範囲を決めます
- STEP 03
先行工事
生産を止めずにできる作業を、休業の前に済ませます
- STEP 04
休業中の本工事
日ごとの作業を決め、毎朝の打ち合わせで進み具合を確認します
- STEP 05
引き渡し
竣工図と試験記録を渡し、稼働後の不具合に1年間対応します
導入前と、導入後。
自動車部品メーカー(愛知県)の事例です(2025年6月〜2025年8月)。
溶接ロボット6台のラインを新しい棟へ移し、さらに2台を増やす計画でした。受注が増える時期と重なり、止められるのは夏季休業の9日間だけ。電源、エア、冷却水の配管をすべてつなぎ直す必要があり、工程表は200項目を超えました。移設が遅れれば、取引先の組立ラインにも影響が出る状況です。
9日間で移設と増設を終え、休業明けの初日から8台で生産を再開しました。再稼働後の溶接不良は、移設前と同じ水準です。休業中に労働災害は起きておらず、取引先への納期遅れもありませんでした。試運転の記録は、次の移設の手順書として残してあります。移設中の安全確認は、毎朝の打ち合わせで続けました。
関連する導入事例
- 稼働を止めずに工事できますか?
- 作業の内容で変わります。仮組みや新設備の先行設置は、稼働中でも進められます。ラインへのつなぎ込みと停電を伴う切替は、休業日や夜間に集める方針。停止が必要な時間を最小にした工程を、見積もりの段階でお示しします。
- 工期はどのくらいですか?
- サービスごとの目安は、搬送ラインの設計・据付が3〜6か月、受変電設備の更新が6〜10か月、工場改修が2〜5か月です(事例平均・2026年3月期)。止められる日数から逆算して、工程を組みます。
- 工事中の安全は、どう管理していますか?
- ISO 45001を取得しており、作業前の危険予知と、毎朝の打ち合わせを全現場で行っています。行動指針に「先に止める」があり、危ないと思った作業員は、誰でもその場で作業を止められます。協力会社にも同じ決まりを事前に共有する方針です。


