
搬送ライン設計・据付
食品・自動車部品・物流の現場で、コンベヤやソーターなど箱と部品を流すラインを、設計から据付、立ち上げまで1社で担当します。
- PRICE / 費用の目安
- 1,500万円〜(事例平均・2026年3月期)
- DURATION / 期間の目安
- 3〜6か月(事例平均・2026年3月期)
- INDEX / 実績の指標
- -38%
- ライン停止時間(事例平均・2026年3月期)
サービスの概要
どんな現場向けか
食品・飲料、自動車部品、物流・3PLなど、箱や部品を一日中流しているラインの新設・増設・入れ替えが対象です。コンベヤ、ソーター、リフターのほか、ロボットの前後をつなぐ搬送も手がけます。機械設計から据付、試運転、立ち上げまで1社で通すのが基本。設計だけ、据付だけの依頼も受けています。品種が変わるたびに箱の寸法や重さが変わるラインは、切替の手間まで含めた設計が前提です。冷凍庫内や洗浄水がかかる環境のように、材質と防水の条件が厳しい現場も、図面の段階で仕様を詰めます。
よくある課題
- 詰まりや落下が出る場所が、図面の上では見つからない
- 既存ラインを止められる日が、年に数日しかない
- 他社製の設備と信号がつながらず、人の手で受け渡している
- 立ち上げ後に速度を上げると、品物が荒れてしまう
- 増設したところ、合流部だけが渋滞するようになった
どれか1つでも当てはまるなら、まず現地を見せてください。停止の記録が手元にあれば、原因の見当を最初の打ち合わせでお伝えできます。
保守との関係
据付と同時に、振動と電流を測るセンサーを付けられます。立ち上げ時の値が「正常な状態」の基準になるので、あとから予知保全や遠隔監視を足すときも、測り直しは要りません。消耗しやすいベルトとローラーは、稼働時間から割り出した交換時期をお知らせするのが標準です。ラインの更新が近づいたら、部品の交換履歴をもとに、入れ替えの範囲と時期の案も出します。

対応する範囲
- コンベヤ・ソーター・リフターの設計と据付
- ロボット前後の搬送ラインの設計
- 既存ラインの増設・速度向上・入れ替え
- 制御盤の設計と配線、PLCプログラム
- 別棟での仮組みと搬入前の動作確認
- 試運転と、稼働後2週間の停止原因の記録と調整
進め方
- STEP 01
現地調査
搬送物の寸法・重量・1時間あたりの流量を測り、詰まりやすい箇所を洗い出します
- STEP 02
レイアウト設計
停止できる日程から逆算して、据付の範囲と工程を決めます
- STEP 03
仮組み
別棟で組み上げて動かし、現場での作業日数を減らします
- STEP 04
据付・試運転
停止日に搬入し、速度を段階的に上げて品物の荒れを確かめます
- STEP 05
立ち上げ後の調整
稼働後2週間、停止の原因を記録して設定を詰めます
導入前と、導入後。
食品メーカー(埼玉県)の事例です(2025年10月〜2026年2月)。
稼働10年を超えた包装ラインで、箱詰め機の手前に製品が詰まって止まる事故が、月に20回前後ありました。そのたびに作業者が3〜5分かけて手で取り除き、出荷が遅れます。工場を止められるのは年末年始と夏季休業の計9日だけ。ライン全体の入れ替えは難しい状況でした。
稼働再開後の6か月で、ライン停止は月平均20回から12回に減りました。ライン停止時間は導入前の年間比で38%減。手作業で取り除く時間も月に約4時間まで下がり、停止が原因の出荷遅れは1件も出ていません。箱詰め機の前の詰まりは、同じ場所では再発していません。
関連する導入事例
- 稼働を止めずに工事できますか?
- 作業の内容で変わります。仮組みや新設備の先行設置は、稼働中でも進められます。ラインへのつなぎ込みと停電を伴う切替は、休業日や夜間に集める方針。停止が必要な時間を最小にした工程を、見積もりの段階でお示しします。
- 工期はどのくらいですか?
- サービスごとの目安は、搬送ラインの設計・据付が3〜6か月、受変電設備の更新が6〜10か月、工場改修が2〜5か月です(事例平均・2026年3月期)。止められる日数から逆算して、工程を組みます。
- 工事中の安全は、どう管理していますか?
- ISO 45001を取得しており、作業前の危険予知と、毎朝の打ち合わせを全現場で行っています。行動指針に「先に止める」があり、危ないと思った作業員は、誰でもその場で作業を止められます。協力会社にも同じ決まりを事前に共有する方針です。


