
受変電・電気設備
高圧受変電設備の更新、工場内の配電、非常用電源まで。停電を最小限にする切替手順の設計と、電気主任技術者の立会いまで担当します。
- PRICE / 費用の目安
- 2,000万円〜(事例平均・2026年3月期)
- DURATION / 期間の目安
- 6〜10か月(事例平均・2026年3月期)
- INDEX / 実績の指標
- 38名
- 一級電気工事施工管理技士の人数(2026年4月時点)
サービスの概要
どんな現場向けか
設置から25年以上たった受変電設備を持つ工場、増産で電力が足りなくなった工場、停電で生産が止まると損失が大きい化学・医薬品の現場が対象です。第三種電気主任技術者21名、一級電気工事施工管理技士38名(いずれも2026年4月時点)が在籍し、設計から立会いまで自社で担当します。電力会社との協議や申請も、当社が窓口です。非常用発電機や無停電電源装置の増設だけの依頼も受けています。老朽化した設備を使い続けると、遮断器が動作不良を起こした時点で全館が止まります。緊急更新より、計画した停電のほうが、費用も停止時間も小さいのが通例です。受変電設備の更新は、電気主任技術者の選任や保安規程の見直しとも関わるため、書類の準備まで当社が行います。
よくある課題
- 遮断器やトランスの年式が古く、部品の供給が終わっている
- 更新したいが、全館停電を許される時間が数時間しかない
- 図面が現状と合わず、改修のたびに配線を調べ直す
- 非常用発電機が古く、停電時に本当に動くか確かめていない
年式と図面の有無を教えていただければ、更新の優先度を電話で概算します。
保守との関係
更新した設備には、温度と電流のセンサーを付けられます。データは HISEN-OPS に送れるため、更新後の変化を数字で追えます。年次点検の記録も、同じ画面に残る形です。点検で停電が要る箇所と要らない箇所を分け、停止の回数を減らす計画も作ります。更新後の初回点検は、稼働から1か月後に行います。

対応する範囲
- 高圧受変電設備の更新・増設
- 工場内の配電盤・分電盤の設計と施工
- 非常用発電機・無停電電源装置の設置
- 電力会社との協議と各種申請
- 停電を伴う切替の手順書作成と予行演習
- 年次の電気設備点検(第三種電気主任技術者が立会い)
進め方
- STEP 01
現況調査
設備の年式、負荷、図面の有無を確認し、更新の範囲を決めます
- STEP 02
設計・申請
容量を計算し、電力会社への申請を当社が進めます
- STEP 03
先行施工
新設備を隣接地に設置し、結線と試験を停電前に済ませます
- STEP 04
切替
停電時間を短くするため、手順書どおりに複数班で同時に作業します
- STEP 05
引き渡し
試験成績書と図面を渡し、翌月に再点検します
導入前と、導入後。
化学メーカー(山口県)の事例です(2025年4月〜2025年11月)。
設置から30年を超えた高圧受変電設備で、遮断器の動作不良が過去3年で2回起きていました。更新には全館停電が必要です。ただ、化学プロセスの都合で止められるのは日曜の数時間だけ。図面も現状と合っておらず、切替の手順そのものを作り直す必要がありました。
停電時間は4時間で、予定の6時間を2時間下回りました。切替後に不具合は出ず、翌月の点検でも異常は見つかっていません。新設備の試験成績書と最新の図面一式は、引き渡し済みです。次回の更新に備えて、切替の手順書も一緒にお渡ししました。切替の記録は、次回の更新計画に引き継いでいます。
関連する導入事例
- 稼働を止めずに工事できますか?
- 作業の内容で変わります。仮組みや新設備の先行設置は、稼働中でも進められます。ラインへのつなぎ込みと停電を伴う切替は、休業日や夜間に集める方針。停止が必要な時間を最小にした工程を、見積もりの段階でお示しします。
- 工期はどのくらいですか?
- サービスごとの目安は、搬送ラインの設計・据付が3〜6か月、受変電設備の更新が6〜10か月、工場改修が2〜5か月です(事例平均・2026年3月期)。止められる日数から逆算して、工程を組みます。
- 工事中の安全は、どう管理していますか?
- ISO 45001を取得しており、作業前の危険予知と、毎朝の打ち合わせを全現場で行っています。行動指針に「先に止める」があり、危ないと思った作業員は、誰でもその場で作業を止められます。協力会社にも同じ決まりを事前に共有する方針です。


