
設備保全・予知保全
モーターやポンプ、プレス機の振動と電流を常時測り、壊れる前の変化を見つけて、計画停止の日に部品を交換できる状態にします。
- PRICE / 費用の目安
- 400万円〜(事例平均・2026年3月期)
- DURATION / 期間の目安
- 導入に3〜4か月、以後は年間契約(事例平均・2026年3月期)
- INDEX / 実績の指標
- -42%
- 突発停止の件数(事例平均・2026年3月期)
サービスの概要
どんな現場向けか
モーター、ポンプ、コンプレッサー、プレス機、コンベヤなど、止まると生産が止まる回転機械を抱える工場が対象です。月次点検は続けているのに、突発停止が年に十数回ある。そうした相談から始まる例が多くあります。食品工場のモーター、物流センターのソーター、金属加工のプレス機では、見るべき数値が違います。種類ごとの基準は、これまでの事例から用意済み。メーカーも年式も異なる設備が混ざっていて構いません。まず1台から始めて、効果を見てから台数を増やす進め方も選べます。点検の担当者が少なく、全台を細かく見る時間がとれない現場には、特に合う方法です。
よくある課題
- 点検が目視と聴診棒中心で、傷みの進み具合が数字に残らない
- ベテラン1人の勘が頼りで、退職すると基準が消える
- 交換部品の手配に2〜3週間かかり、壊れてから慌てる
- 点検記録が紙のままで、設備ごとの履歴をすぐ引き出せない
停止の履歴を1年分お持ちなら、どの設備から始めると効果が出やすいかを、最初の打ち合わせでお伝えできます。
遠隔監視との関係
センサーのデータは、希望すれば遠隔監視センター HISEN-OPS が24時間見ます。自社で見るか、監視センターに預けるかは、契約したあとも切り替え可能です。夜間と休日だけ預ける、という分け方もあります。警告が出た時点で部品の手配に進めるので、見つけて終わりにならず、直すところまで一続きです。監視を預けない場合も、警告の通知先を担当者の携帯へ直接設定できます。

対応する範囲
- 振動・電流センサーの選定と取り付け
- 正常時の値の記録と基準づくり
- 月次・年次の定期点検と点検記録の整備
- 異常の予兆が出たときの部品手配と交換日の調整
- 他社製設備を含む保全計画の作成
- 保全担当者向けの読み方講習
進め方
- STEP 01
対象設備の選定
止まると生産が止まる設備を、停止履歴から絞り込みます
- STEP 02
センサー取り付け
振動と電流を測る機器を付け、通信を確認します
- STEP 03
基準づくり
3か月かけて正常時の値を記録し、警告のしきい値を決めます
- STEP 04
警告と対応
基準を超えたら通知し、部品の手配と交換日を調整します
- STEP 05
振り返り
四半期ごとに停止件数と警告の当たり外れを報告します
導入前と、導入後。
プレス加工メーカー(群馬県)の事例です(2025年4月〜2026年3月)。
300〜800トンのプレス機9台で、ベアリングの摩耗による突発停止が年に25回。1回の復旧に半日かかっていました。点検は月1回の目視と聴診棒が中心で、傷みの進み具合は数字に残りません。部品は壊れてから手配するため、納品まで2週間ラインが動かない例もありました。
導入後の1年間で、突発停止は25回から12回に減りました(-52%)。復旧に半日かかる停止が、年に13回なくなった計算です。部品の交換は計画停止の日に行えるようになり、緊急手配による追加費用も出ていません。月1回の点検記録は、設備ごとの履歴として残しています。
関連する導入事例
- 他社製の設備も保守できますか?
- 対応できます。振動と電流を測るセンサーは、メーカーを問わず取り付けが可能です。制御盤から信号を取れない古い設備は、外付けのセンサーで状態を見ます。型式と年式をお知らせいただければ、事前に可否をお答えします。
- 遠隔監視の契約は、どの単位ですか?
- 設備1台から契約できます。台数は後から増減できます。契約設備は1,420台です(2026年9月時点)。月額は設備1台あたり4万円〜が目安で、監視項目の数によって変わります(サンプルの数字・2026年10月時点)。
- 異常があったとき、どのように連絡が来ますか?
- 警報は注意、警告、緊急の3段階です。注意は翌営業日の報告、警告は電話での一次連絡、緊急は電話に加えて現場への出動手配まで行います。連絡先と順番は、契約時に決めて連絡票にまとめます。


