
中庭のモミジを望む、格子の家
松本市|木造(在来工法)|2025年9月
注文住宅

山形村の敷地に建てた、玄関を共用する二世帯住宅。1階を親世帯、2階を子世帯とし、台所と浴室は世帯ごとに分けました。
耐震等級3(許容応力度計算)
断熱等級6・UA値0.34
玄関は共用、台所と浴室は世帯ごとに別
階をまたぐ音を抑える床の二重構造
両親とは同じ屋根の下で暮らしたいが、台所と浴室は別にしたい。足の悪い父が1階だけで暮らせること。
玄関は共用にして、土間の収納を挟んで1階の親世帯と2階の子世帯へ分かれる動線にしました。1階は段差のない2LDK。階をまたぐ足音を抑えるため、2階の床は二重構造にしています。
二世帯住宅で意見が分かれやすいのは、どこまでを共用にするかです。この家では、玄関だけを共用にしました。入ってすぐの土間に、両世帯の靴と上着をしまう収納を置き、そこから1階の親世帯と2階の子世帯へ分かれます。台所、浴室、洗面は世帯ごとに独立させています。
足の悪い父が1階だけで生活できるよう、親世帯は2LDKで段差のない平屋のように計画しました。寝室から洗面、浴室までは、手すりの付いた短い動線です。南側の掃き出し窓の外には、庭で野菜を育てるための小さな畑を用意しています。
上下階の足音は、二世帯住宅で最も多い不満です。2階の床は、構造用合板の上に遮音のためのマットと床板を重ねた二重構造にしました。延床は156.8㎡(47.4坪)で、間取りは5LDK。耐震等級3、断熱等級6、UA値は0.34です。
工事は2025年9月から2026年5月まで。村の冬を越えるため、基礎と上棟を雪が降る前に終え、冬の間は室内の工事に絞って進めました。
最も時間をかけたのは、玄関の土間の広さでした。両世帯の靴と上着、自転車を置くと、狭いと渋滞します。幅2.4mの土間にして、収納を世帯ごとに分け、鍵のついた物入れも設けました。2階の子世帯の洗濯物は、1階の物干し場と別に、南のバルコニーで干せるようにしています。
敷地やお住まいを見せていただくところから始めます。建築予定地、時期、予算の目安を書いていただければ、担当が現地の確認の日取りをご連絡します。
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