
玄関は一つ、台所は二つの二世帯住宅
山形村|木造(在来工法)|2026年5月
注文住宅

安曇野の田畑に建つ、延床98.5㎡の平屋。居間の中央に薪ストーブを置き、ヒノキの床と現しの梁で家族の時間を囲みました。
耐震等級3(許容応力度計算)
断熱等級6・UA値0.33
薪ストーブ(居間の中央に設置)
柱・梁は地元産ヒノキ、床はヒノキ無垢材
夫婦と小学生の子ども1人の3人暮らし。冬は薪ストーブで過ごしたい。階段のない暮らしにして、居間の窓から北アルプスの稜線が見えること。
南に深さ1.6mの軒を出し、夏の日差しは遮り、冬の低い日差しは床まで入れました。薪ストーブは居間の中央に据え、煙突は梁の間を通して熱を逃がさない納まりにしています。柱と梁は地元産のヒノキです。


敷地は安曇野の田畑に囲まれた412.6㎡で、北アルプスの稜線は南西に見えます。この景色を居間の窓いっぱいに取り込むため、建物は東西に長い平屋にしました。延床は98.5㎡(29.8坪)。間取りは2LDKに、土間と書斎が付きます。
居間の真ん中に薪ストーブを据え、周りにソファとダイニングを置きました。床は無垢のヒノキで、天井は梁を現しにしています。ストーブの熱は梁の間を回り、寝室の戸を開けておけば朝まで温もりが残ります。煙突の掃除のしやすさや薪置き場の位置は、設計の段階で施主と現場を歩いて決めました。
耐震等級3は許容応力度計算で確かめ、断熱等級6、UA値は0.33です。標準仕様より少し数字を詰めたのは、薪ストーブだけに頼らず、火を落とした夜も冷え込ませないためでした。
着工は2025年4月、完成は11月。6月の上棟の日には、施主の家族が梁の組み上がる様子を見に来ています。この家は、2026年7月に、松本平 木の建築賞の優秀賞を受けました。
ストーブの置き場所は、図面で決めたあと、基礎ができた段階で施主と現場に立ち、床に養生テープで炉台の大きさを貼って確かめました。座ったときの目の高さと、窓の山並みの重なり方を見て、位置を15cmずらしています。薪の置き場は、勝手口の外に屋根付きで設け、雪の日でも濡れずに運べる距離にしました。
敷地やお住まいを見せていただくところから始めます。建築予定地、時期、予算の目安を書いていただければ、担当が現地の確認の日取りをご連絡します。
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