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郊外の木造平屋の診療所。低い軒、待合室の大きな窓、スロープの手すり、窓に灯りがともる夕方
WORK / 医療・福祉施設

車いすのまま奥まで入れる、木造平屋の診療所

安曇野の郊外に建つ木造平屋の診療所。低い軒と待合室の大きな窓、スロープの手すりまで、通院する人の動きに合わせてつくりました。

所在地
安曇野市
用途
診療所(平屋)
構造
木造(大断面集成材)
延床面積
238.6㎡(72.2坪)
敷地面積
868.0㎡
工期
2025年3月〜10月
完成
2025年10月
工事費の目安
8,500万円台(医療機器・外構を除く)
性能・仕様

駐車場から玄関まで屋根付きのスロープ(手すり2段)

院内に段差なし

診察室と待合室の間は二重壁で音を遮る

待合室は大断面集成材で柱のない空間

REQUEST

ご要望

高齢の患者さんが多い。駐車場から診察室まで段差なしで行きたい。待合室は明るく、診察室の声は外に聞こえないように。

PROPOSAL

ご提案

駐車場から玄関まで屋根付きのスロープでつなぎ、院内の段差をなくしました。診察室と待合室の間は壁を二重にして、間に収納を挟み、音を和らげています。待合室は、南の庭に面した大きな窓にしました。

使う人の動きから

診察に来る人の多くは高齢で、杖や車いすを使う方もいます。計画の出発点は、駐車場から診察室までの動線でした。車いす用の区画から玄関まで、屋根付きのスロープを延ばし、勾配は緩く、手すりは2段に付けています。院内に段差は一つもありません。

音と光

診察室の声が待合室に聞こえることは、患者さんにとって大きな不安になります。診察室と待合室の間は壁を二重にして、間に収納を挟みました。待合室は南の庭に面して大きな窓をとり、軒を低く出して、夏の直射を避けています。

構造と概要

大断面の集成材で屋根を支え、待合室に柱のない広い空間をつくりました。延床は238.6㎡(72.2坪)、敷地は868.0㎡です。工期は2025年3月から10月まで。診療を始める日から医療機器の搬入日を逆算し、内装の工程を組んでいます。工事費は8,500万円台(医療機器・外構を除く)でした。

工事中に配慮したこと

敷地の隣は住宅で、通学路にも面しています。工事中の騒音と搬入の時間は、近隣の方々と事前に調整しました。搬入のトラックは朝8時半から10時の間に限り、通学の時間と重ならないようにしています。医療機器の搬入前には、床の水平を2回測り、レントゲン室の壁の厚みを現場で確認しています。

VOICE

お施主様の声

窓際の席で、患者さんが庭の木を見て待っています。スロープの手すりの高さなど、通ってみて分かることを、図面に何度も反映してもらいました。

安曇野市 H様(院長)

担当スタッフ:百瀬 健太、小松 由佳

CONTACT

まずは、敷地か建物を見せてください。

敷地やお住まいを見せていただくところから始めます。建築予定地、時期、予算の目安を書いていただければ、担当が現地の確認の日取りをご連絡します。

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